世界経済の減速に伴って米経済も失速しており、10月米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ予想が79%となっている。
10月利下げ予想79%、12月の追加利下げは37%
CNBCがまとめた10月FOMCでのフェドサーベイによると、0.25%ポイントの利下げが79%と予想された。また、年内の追加利下げは、見送りが63%となり、12月の追加利下げ予想は37%にとどまった。2020年のFF金利の予想平均は1.4%となっている。
次回利下げは2020年2月が有力視されている。
ただ、9月FOMCで利下げすべきと考えている向きは54%、すべきでないと考える向きが44%と依然として少なからぬ向きが利下げに懐疑的となっている。
2020年中の追加利下げの可能性は40%が利下げなし、60%が追加利下げを見込んだ。
利下げの理由としては、景気減速が31%で最も多かった。低インフレが25%、貿易戦争が20%で続いた。イールドカーブが12%、市場からの圧力が9%、トランプ大統領からの圧力は3%だった。
9月は貿易戦争が前面に出ていたが、景気減速やインフレを挙げる声がこの1カ月で増え、貿易問題より関心を集めている。
景気後退確率は34%、2011年以来の高水準
来年の景気後退確率は34%で2011年以来の高水準となった。
2019年の成長率は1.75と18年の2.90%から減速。2020年以降の2年間は2%が見込まれた。2021年までには失業率は4%を超えると予想した。
2021年末のS&P500の予想値は3228ポイントと足もとから6%高にとどまった。
トランプ政権の経済政策に対する支持率は48%と9月から7%ポイント上昇。52%が大統領選挙での再選を見込んだ。
世界経済の鈍化を巡って、貿易戦争が重大な役割を果たしているとの回答は60%と、9月の62%からおおむね横ばいとなった。
