世界経済の減速に伴って米経済も失速していることから、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ予想が100%となっている。
9月利下げ予想100%、12月の追加利下げを92%が予想
CNBCがまとめた9月FOMCでのフェドサーベイによると、0.25%ポイントの利下げが100%と予想された。また、92%が追加利下げは12月と予想した。2020年のFF金利の予想平均は1.56%となっている。
ただ、9月FOMCで利下げすべきと考えている向きは51%にとどまり、すべきでないと考える向きが44%もいる。利下げを予想しながらも、利下げはすべきではないと考える向きは意外と多い。
利下げの理由としては、貿易戦争を挙げたのが25%、景気減速が25%で並び、低インフレが24%、市場からの圧力が18%で続いた。トランプ大統領からの圧力は8%だった。
FRBは貿易戦争を金融面から支援するようなことをしたくはないが、実際に貿易戦争が景気の悪化を招いている以上、選択の余地はないとみられている。
景気後退確率は32%、トランプ政権発足以降で最高値
景気後退確率は32%でトランプ政権発足以降の最高値を記録。リセッションを回避するためには、2018年に4回の利上げが実施されたことを踏まえて、年内に4回の利下げの必要性を説く向きもあった。
2019年の成長率は2.16%と18年の2.50%から減速。2020年にはさらに1.79%まで減速すると予想された。21年は2.05%と戻りも鈍い数字が見込まれている。大方はリセッションを見込んではいないものの、成長鈍化は避けられないと考えている。
トランプ政権の経済政策に対する支持率は41%と政権発足以来最低の数字。一方、不支持率は39%とこちらは発足来の最高値となった。
世界経済の鈍化を巡って、貿易戦争が重大な役割を果たしているとの回答は62%と、4月の31%から急拡大している。
