JPモルガン・チェースが14日発表した2021年10-12月期(第4四半期)決算は14%の減益だった。ただし、利益と売上高は共に市場予想を上回った。
純利益は14%減の104億ドル、1株利益は3.33ドルだった。ただし、いずれもファクトセットがまとめたアナリスト予想(純利益が91億ドル、1株利益が3.01ドル)は上回った。
収入は303億ドルで、こちらもアナリスト予想(298億ドル)を上回った。投資銀行部門が28%増の32億ドルと好調だった。企業買収が過去に例のないほど活発化したことや、新規株式公開(IPO)市場の活況を追い風に手数料収入が増加した。
一方、市場部門は11%減の53億ドルと苦戦した。低金利環境と金融派生商品の取引量減少が響いた。債券トレーディング収入は18%減、株式トレーディング収入は2%減だった。
貸倒引当金18億ドルの戻し入れが利益の押し上げに寄与した。
