【6月FOMC直前リポート】積極的な利上げで景気をクールダウンへ

米経済の成長見通しが堅調であることからFRBはより積極的な利上げにより景気をクールダウン必要があるとの見方が強まっています。

9月利上げは81%、年内4回目で意見分かれる

CNBCがまとめた最新のフェド・サーベイによると、3人に2人がFRBは積極的な利上げにより景気をクールダウンする必要があると考えていることがわかりました。

米景気が力強さを回復していることから、62%が景気に対して中立な金利水準、すなわち景気を加速も減速もさせない金利水準を超えるまで金利を引き上げるだろうとみています。

今回6月のFOMCで利上げは100%、9月FOMCでの利上げは81%と9月まではコンセンサスとなっていますが、年内の利上げ回数は3.5回となっており、4回目に当たる12月の利上げについては見方が分かれています。同様に、来年の利上げ回数は2.6回となっており、2回まではコンセンサスですが、3回目で意見が異なっています。

現在1.70%にある政策金利は来年末までに3.0%近辺まで引き上げられ、最終的には3.3%前後で落ち着く見通しとなっています。

経済成長率は2018年、2019年ともに3.0%近い成長が見込まれており、2019年中の景気後退確率はわずかに13.8%と過去7年で3番目に低い数字となっています。

58%がトランプ大統領の経済政策に満足している一方で、60%が保護主義は成長を阻害すると懸念しています。

株価は上昇も高値の再更新は来年か

2018年末のS&P500は2848、最高値の2872を下回っていますが、12日の2786は上回っています。2019年末は2946までの上昇が見込まれています。

2018年の10年債利回りは3.23%、2019年は3.51%となっています。見通しは3カ月連続で0.3%ほど引き上げられています。

2018年のインフレ率は2.45%が見込まれています。